BanG_Dream! 4thLive 開催レポート | EVENT | BanG_Dream!(バンドリ)公式サイト
3rd => 神戸 => 4thと3ヶ月続いたライブを完走してきた。間違いなく最高のライブだったし、新メンバーがアイマス(シンデレラ)の卯月役でもあるところの大橋さんだったのにはめっちゃびっくりしたし、大橋さんのドラムが入って楽器全部揃っての演奏も最高だったんだけど、3週間以上経ってまだ、大橋さんっていう売れっ子声優がPoppin' Partyに加わることに関してなんか考えてしまうこともあったりはする。そういうのは後半に押し込めつつ、ライブの感想を書こうと思う。
神戸の時の感想エントリはこれでした。astj.hatenablog.com
ライブの流れとかその辺はニュースサイトのエントリを読むと分かりやすいのではないかとも思う。www.animate.tv
公式サイトにも簡単なレポートは上がっている。
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らいぶ
先に、とにかく最高だったライブ自体を振り返っておく。
最初に、今回はバンドリの知名度と人気が3rd以降の2ヶ月で随分上がっていたのだなぁと驚かされた。当日券まで出ていたので会場そんなに埋まってないのかと思ったら(一部後ろの席を予め潰してたとはいえ)大方埋まっていたのにはびっくりしたし、3rdの物販は開始後すぐくらいにふらっと立ち寄ればほぼ並ばず買えたんだけど、今回20分前くらいに着いたら2-300人くらい?並んでてマジかーという気分だった。3rdあたりから(唐突に)色んなイベントに出るようになったりしたのが効いてきたのだろうか、熱の高まりを感じる・・・とか勝手に思ってた。
僕のチケットは3rd会場販売分だから一番先に入場するグループではあったんだけど、僕も同行の友人も整理番号はかなり後の方だったので、後ろの方で段差があって高くなってるあたりに陣取っていた。前にディファに他のライブを見に来たことがあった友人の勧めでその場所にしたんだけど、ステージ全体がよく見えるしなかなかいい場所だったと思う。
今回は2部構成で、1部は(開幕のイエバンの後は)過去のライブを振り返りながら、そのライブといえばこの曲だったよねー、という感じでカバー曲をやっていく構成だった。初披露のオブラディオブラダ以外は神戸でやった曲だ*1。
3rdの時の感想で楽器の音のバランスについて文句書いたけど、今回は文句なしだったように思う。前述のように位置的には後ろの方だったんだけど、楽器もボーカルもバランス良く聞こえて大変良かったと思う。客の歓声にかき消されないとかの観点でいうとやっぱりハコが大きくなってきたからこそかなと思った。(後ろの方にいたから、前の方の迫力有る歓声から遠かった、というのはもしかしたらあるかもしれない。)また、今回は(ドラムが打ち込みの)前半の時点から、生ドラムが入った時のいわゆるバンドっぽい音響バランスで調整されてるのかなーと思った。僕の記憶頼みなのであんまり断定的なことは言えないけど、今までのライブより明らかにドラムの音量を大きくしたバランスだったなぁと思う。
神戸と4thは勿論別々のライブだったんだけど、神戸と4thの両方でやった曲では下手側を間近で見ていた神戸とステージ全体をやや遠目に見ていた4thで別アングルから見ているような不思議な感覚もあった。空色デイズのベースソロであったり、God knows...のギターソロであったり、ライオンのアウトロであったりする節々で、神戸の時には間近から見たシーンのステージ全体での見え方とか客席の盛り上がり方とかがこういう感じだったのかという風に思ったり、単純に神戸を思い出したりもしていた。
God knows...はバンドリで聞くのも3度目くらい?だけど、毎回2ndの時に書いたような感想になってた。アニソンコピーバンドのライブに出たり見に行ったりしていると、「この曲やってくれてありがとう」っていう会話をよく聞くんだけど、なるほどこういう気持ちのことを言うんだろうなぁと改めて思ったりした。
僕の中でアニソンとバンドというものを結びつけて考えるきっかけになった曲で、僕がバンド(=アニソンバンド)を始めるきっかけになった曲。楽曲自体にめちゃめちゃ思い入れあるし、愛美さんのボーカルでこれ聞けるとか最高だな???って感じ
BanG_Dream! 2nd Live「楽器×女子=正義!」に行ってきた話 - 平常運転
今までバンドリのカバー曲は全部アニソンだったので、Ob-La-Di, Ob-La-Daはなかなかに予想外だった。アニソンメインじゃなくてオリジナルメインで頑張るんだよっていう方向性アピールもあるのかなとか思ったけど考えすぎかもしれない。後から思うと打ち込みなしでやりやすい曲がほしかったのかな〜とかも思うけど、ここまでいくとただの邪推っぽい。
後半の部はオリジナル曲だけで構成されていて、オリジナルバンドっぽい感じにいよいよなってきたぞ、という感じでよかった。新曲のティアドロップスはとにかくかっこいい曲だったのでよかった。これでオリジナル曲も5曲。お祭り騒ぎ系のSUN! SUN! SEVEN! やぽっぴん'しゃっふるももちろん楽しいんだけど、こういうかっこいい曲は大好物なのでまた増えるといいなと思っている。
そういえば今回はステージ後ろのスクリーンを演奏中にもけっこう効果的に使っていた。ステージ上の様子を映していたのもよかったけれど、それだけじゃなくてSUN! SUN! SEVEN! で手拍子する場所で手拍子のアイコン?表示してみたり、ぽっぴん'しゃっふるのPoppin/Pappin言うところでワードアート的なテロップ出したりしててよかった。ぽっぴん'しゃっふるのかけ声にPOPPINGとPAPPINGがあったのをあのテロップで始めて知ったのは多分僕だけじゃないと思う……
そしてドラムの登場。ドラムのメンバー発表の告知の感じから演奏は数曲やるくらいなんだろうと思っていたけれど、結構終盤まで引っ張るなぁと思ったりもしていた。ドラムが叩ける若手女性声優ということで大橋さんの名前は前々から候補として噂されていたけれど、売れっ子の大橋さんがいきなりバンドリにやってくるとは僕は想像していなくて、西本さんや大塚さんのように楽器の弾ける新人声優さんがやってくるのではないかと思っていたけれど、呼び込みから現れたのは客席から見ても間違いなく大橋彩香さんでした。完全に読みを外した格好になった。流石に登場した瞬間には(キャラクターの色である)黄色のサイリウムがばーっと光ってすごい歓声が上がった。僕も上げた。もちろんこれで全員揃ったとかドラムが入ったぞとかの興奮もあるだろうけど、やっぱり大橋さんは強いなーという感じ。
ドラムが正直どれくらい叩ける人が来るのかはライブ前からけっこう心配していて、最悪ドラムが入った瞬間へろへろのお遊戯会もあり得るぞと思っていたんだけど、大橋さんのドラムはふつうに上手かった。イエバンもSTAR BEATも小難しいパターンやフィル結構多いと思うんだけどそつなく叩いてたし、メンバー紹介などでのフリーっぽいフレーズの叩き方見てても(こういう言い方は本人には失礼だと思うけど)ちゃんとドラマーしていて、はっしー結構ガチやんけ、というそういう感想だった。しっかりツインペダル踏んでるのも見た。やっぱり生ドラムが入ると曲のライブ感がぐっと高まるし、これでこそバンドなんだよ、とも思った。ドラムが加わっての2曲は控えめに言っても最高だった。
ドラム叩いてる大橋さんは格好良かったんだけれど、一方でMCでは大橋さんらしいへごへごしたマイペースな感じで微笑ましかった。愛美さんを評して、かっこいい面とかわいい面があって今まではかっこいい面を見ることが多かった、というようなことを言っていたんだけど、アイマスのライブでの話だろうな、と思ってちょっとニヤリとしたりもした。
STAR BEAT!をオリジナル曲の頭でやった時点では結構攻めるセットリストだなぁと思ったんだけど、アンコールで大橋さん入りでもう1回あったのは不意打ちだった。一番好きな曲なので2回聞けたのはお買い得。この曲はいい話系の曲の割りにテンポ速い縦ノリだしドラムフレーズいろいろあって"BEAT"ある感じなんだけど、生のドラムが入るとそのビート感がぐっと出てて更によかった。後、前述のように僕の席は割と後ろの方ではあったけども、それでもディファ有明のサイズ感なので、大橋さんのドラムをこの距離で見れるのそうそうあるか分からんぞ、という感じでめっちゃ大橋さんのドラムを見ていた。
ポエム
こっからちょっとポエムっぽい話を書く。伊藤さんが披露したポエムの話ではなくて、僕のポエムの話。
4thライブで見た大橋さんはめっちゃよかったし、パフォーマンスを考えたら大橋さんの加入は最高だと思ってるけど、冒頭でも書いたように、ライブ終わった直後は売れっ子声優であるところの大橋さんが加わることにけっこう戸惑った。当日終わった後友達とお酒飲みながらずっと複雑な気持ちを吐露しあう感じになってた。
バンドリって、まぁ最初は愛美さん一人だけ発表されてたり、初期メンバーにミルキィホームズフェザーズでの相方である伊藤さんがいたりして、最初からある程度は声優の既存ファンを引っ張ってこようという意図はあったと思うんだけど、小さいライブハウスでのライブだったりお渡し会だったり、距離感の近い感じで結構地道に経験と知名度を積んできたと僕は思っている。で、3rdライブの後くらいから4thに向けてブシロードの後押しが一気に大きくなった(ミルキィとかの大きいイベントにゲスト出演したり、ニコ生やったり、Webラジオ始まったり…)なぁとは感じていて、「ブシロード本気出してきたのかなー」と思っていた。ブシロードの後ろ盾とかはあるにせよ、バンドリとして、あるいはPoppin' Partyとして人気とか力を付けて大きくなっていってほしいな、というように肯定的に思っていて、特に違和感とかがある訳じゃ無かった。でも、大橋さんという人気声優が加わったことで否応なく知名度も上がるだろう、ファンも増えるだろう、多分次のライブは大きな会場になるだろう、と考えたとき、それはPoppin' Party自身の成長?と関係なく、人気ある新メンバーが入ってきたという、言ってしまえば外的要因で起こる変化なのではないかと思うと、素直にそれを祝って良いのかよく分からなくて、結構ずっと微妙な気持ちでいた。
他の知り合いとこの話をしたり、あるいは3週間くらい経ってぼーっと考えたりした結果、最近この辺はようやく飲み込めてきたというか、大橋さんをPoppin' Partyに対する外部要因みたいに考えるのが良くなくて(そりゃそうだ)、5人そろってPoppin' Partyなのだとようやく納得できてきた気がしている。愛美さんのファンもバンドリのライブに来るし大橋さんのファンも来る、ミルキィのライブグッズつけてる人もよく会場で見る、そういうレベルの話であって、大橋さんをきっかけにバンドリのファンになる人が増えれば万々歳である、ということにすぎない…と思うことができるようになってきた。"5人そろって POPPING! PAPPING!"である。後、ライブばっかり言ってると忘れそうになるけれど、声優バンドとしてのPoppin' Partyはとにかく、バンドリというメディアミックス全体としては単純に大歓迎だね、というのもある。
まぁ、いろいろうだうだ書いたけれど、次のブシロードライブであったり、(まだなんも告知されてないけど)次のバンドリワンマンだったりで、頭から5人揃ってPoppin' Partyが登場したときにその辺の気持ちは"ようやく納得"から"当然の理解"になるんじゃなかろうかと思っている。別に大橋さんが嫌いなわけでは無いし、5人揃ったPoppin' Partyは最高なのである。
ポエムここまで。
物販
今回物販では1stから3rdまでのイベントTシャツなどの残りも売られていて、在庫処理感があるぞ!!!と思いつつも2ndのリストバンドを買った。もともと2ndの時に買ったけど紛失してしまったので……
写真に撮って改めて思ったけれど、4thライブで「ようこそ!ぽっぴん☆PARTY!!!!!」という名前にするのも「ここから始まりだ」感がすごいある。
神戸まではライブの後に次のチケット物販とかでメンバーからお渡し会的なイベントあったんだけど、今回は限定CDのお渡しがライブ前にあった。後から思えばライブ後だと大橋さんも出てこないといけなくて、(大橋さん加入以前の)バンドリの距離感の感じでいきなり大橋さん出てきたらわちゃわちゃになるよなぁ、という事では無いかとも思う。
このCDがめっちゃよい。Yes! BAnG_Dream! とぽっぴん'しゃっふる、STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜の3曲が入ってるんだけど、1st会場配布のCDを持ってない僕にとっては初めてのバンドリのスタジオ音源で、どれも非常にいいんだけど、いよいよいつでもSTAR BEAT!が聞けるようになったのは最高。日にもよるけど一日中これ聞いてることもあります。
まとめて
フクザツな気持ちをポエムにしたためたりもしたけど、冒頭にも書いたようにとにかくライブは最高だった。大橋さんも最高。
次のブシロードライブはPoppin' Partyはせいぜい数曲でしょ、と思ってたりもしたけど、4曲やるとアナウンスされたし行くことにした。ミルキィホームズの曲を頑張って覚えていきます。
余談
ディファ有明の隣の有明コロシアム(ブシロードライブの会場だ!)で当日テニスの試合をやっていて、開場前に暇だったから覗いてみたところエアーサロンパスの試供品をもらった。ライブの後使ったけれどめっちゃスーっとして気持ちよいということが分かった。試供品なくなったら買います。メインターゲット(テニス見に来てる人)ではないけれど販促成功された。
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*1:多分因果的には4thでやる曲だから神戸でやったんだと思う