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JAM Project 15th Anniversary Premium LIVE THE STRONGER’S PARTY 神戸公演を見に行ってきた話

ちょっと前だけれど、11/3にあったJAM Projectの15周年ライブの神戸公演を見に行ってきた。jamjamsite.com
JAM Projectのライブを見に行くのは初めてだったけれど、熱い楽曲とパフォーマンスですごい楽しかったし、偶然めっちゃいい席だったことでさらに満足度高かった。

行くことになった経緯

実はJAM Projectはそんなに詳しくなくて、GONGとSKILLいいよね、そういえばおっくせんまんとかもってけセーラーふくのカバーやってて面白かったよね、くらいの浅く古い記憶で止まってる。後は数年前にJAM Projectのコピーバンドのお手伝いしたからメジャーどころは少しわかるくらい、という感じなので、例えば1年前の僕ならライブ見に行こうと思わなかったろうとは思う。
この前会社の人とカラオケ行った時にSKILLでめっちゃ盛り上がって、「SKILLいいっすねー」「今度ライブありますよ」「えっまじすか」というような会話をして、


ということで見に来た。この辺はここ1年ほどでライブを見に行くフットワークが異常に軽くなって物の見方が変わったせいかとも言えるし、フットワークだけじゃなく財布も軽くなることを少しは心配した方がいいのかもしれない。

会場

神戸のワールド記念ホールというところだった。三宮からポートライナーに乗って行く。
最近ライブに行くときはだいたい友達と一緒で、一人で行ったDragonForceのライブの会場は勝手知ったる心斎橋だったから、知らない会場に一人で行くのは実は結構久しぶりだった。とはいえ、三宮でポートライナーの改札をくぐると既にJAM Projectのグッズに身を包んだ人が沢山いて、「この集団についていけばまぁ大丈夫だろう」という感じだった。


ワールド記念ホールは事前にホームページなどで見て想像していたよりもずいぶん小さいサイズだった。入場してスタンドから見渡したときに、思ったよりホールは小さいしステージは結構近いなァという印象を持った。事前に下調べ全然してなかったのでセンターステージだということも知らなかったんだけれど(どうやらラジオで事前告知されてたらしい……)、センターステージと両端のサブステージと通路があるので、スタンド席の人のだいたい半分くらいの人にとっては目の前に(いずれかの)ステージがあったと思う。

そして、今回は偶然非常によい席だった。一般のプレイガイドで取った席だったんだけれど、2階スタンド席の真ん中らへんで、つまりセンターステージの真正面だった。勿論単純な距離で言うとアリーナの方がもっと近いだろうけど、センターステージを真正面から見れて、かつ会場のサイズ感的に両端のサブステージもそんなに遠くない気分で見れたので、滅茶滅茶幸運だったと思う。
あと、真正面だと意外なメリットもあって、それは音響のパンニングだった。ステージ真正面だと、多分2chステレオで出力されている音響の左右感をがっちり正面から感じることができた。まあ実際のライブ中に激しくパンを振ったサウンドはそんなにないんだけれど、ドラムがタム回しすれば右から左にタムの音が回っていくのをホールで感じられたのは結構お得で幸せな気分になった。

セットリストとかはインターネットで検索するとセトリまとめサイトとかが出てくる。正直そんなにJAM Project詳しくないので分からない曲もちょくちょくあったんだけれど、定番曲があり、最近のタイアップがあり、アルバムのタイトル曲があり(全然予習できてなかったけど……)、という感じで15周年のアニバーサリー感あったんだろうなーと思った。ワンパンマンの曲("THE HERO!! ~怒れる拳に火をつけろ~")あたりは流石にやるだろうと思って予習していったらちゃんとやったのでめでたかった。dailysetlist.net
上にも書いたようにJAM Projectのライブに行くのは初めてだったんだけれど、曲はだいたい僕の好きな感じの熱い曲が多いから楽しかったし、こう書くと当たり前だけどやっぱりみんな歌うめーな、と思った。単純にうまいのは勿論なんだけど、一人一人の歌声にすごいパワーがあって、一人一人にパワーがあるから全員揃って歌うとすごい迫力があった。小並感。
一人一人のパワーということでいうなら、後からよくよく考えてみると中盤に2人ずつで2曲(影山さんと遠藤さんで鋼の救世主、きただにさんと福山さんで嘆きのロザリオ)歌ったのが実はすごかったんじゃないかと思う。というのも、2曲とも元々は2人ではなくもっと大人数で歌っていた曲だし、ライブの流れとしても大人数(5人)で歌ってた曲が続いていたところなのに、2人で歌っていても全然パワー負けを感じなかった。
ライブのために予習して覚えた曲も楽しかったし、予習すらしてなくて全然聞いたことのなかった曲も楽しかったけれど、やっぱりバンドでコピーしたり昔からよく聞いてたいわゆる定番曲が一番楽しめたと思う。そういう意味では終盤の定番曲連発は激アツだった。もともと「SKILLいいよね」でライブ来たので、最後にちゃんとSKILLでMOTTO!!MOTTO!!できてすごい楽しかった。

ほか

メインステージの真っ正面なだけでなく、距離的にもそう遠くないものだから、ステージ上で炎が上がる演出があると熱気がほぼタイムラグなくぶおっと迫ってきて面白かった。



最後に銀テープ?金テープ?が飛んできたんだけど、前述のようにステージ真っ正面だったのでめでたく金テープもゲットした。めでたいとは思いつつも適切な保管方法がよく分かってなくて、とりあえずペンライトに巻き付けた状態になってる。

最近何かとライブで見かけることが多いAX-Synthをこの日も見た。Keytarの割には大ぶりだから自分で担ぐと不格好な気がしてるんだけど、ステージの上で格好良く弾いているのを見るとやっぱりカッコいいよなぁという気分になる。使い手の問題。
Roland ローランド ショルダー シンセサイザー AX-SYNTH 49鍵 ホワイト

Roland ローランド ショルダー シンセサイザー AX-SYNTH 49鍵 ホワイト



福山さんといえばなんとなく熱気バサラとしてマクロス7の曲を歌ってるイメージが強かったんだけど、シャウト調じゃなくクリーントーン?(人の声の表現に「クリーントーン」って使うのおかしい気がするけど語彙が無い)でやさしいハイトーンの歌声がすごい綺麗だった。

まとめて

(今更過ぎてファンの人に怒られそうだけど)やっぱJAM Projectすげーなと思ったし、すごい楽しかった。冒頭に貼った「関西は交通費安いから実質無料」みたいなツイートは半分は勿論冗談なんだけど、これが関東公演だったら行こうと思わなかったかもしれないので、関西でライブがあるというのはよいことだなぁとも思った。実際、京都を昼に出れば十分間に合うし夜もそんなに遅くなる前に帰って来れたので、お金の話を抜きにしても関西のライブはやっぱり行きやすいしライブ以外の部分での心配事や消耗が少なくてよかった。

ライブのためにとJAM Projectの最近の曲も結構聞いたんだけど、良い意味でJAM Projectらしさは変わってなかったと思ったし、これからも熱いアニソンをどんどん出してほしいなぁと思った。またライブに行く機会があれば是非行きたい。