平常運転

アニソンが好き

過去記事とかは記事一覧で見れます

アンコールしたくなる気持ち

酔っ払っているのでポエムを書きます。

ライブ、コンサート、そういう類いのイベントにおいて、アンコールってのはある種定番と言ってしまってよいように思う。一般的にも、シビアな聴衆だったとかよっぽどショボい感じだったとかでなく、興行側がそれを想定した作りであればお約束的になされることは多いと思う。
自分の話をすると、ピアノの発表会、吹奏楽部のコンサート、バンドのライブ、特に身内やアマチュアのイベントには昔から出る方でも見る方でも縁があった。だから、アンコールといえばまぁあるもんだと思っていたし、思わせぶりな感じで興行が終わればお約束としてアンコールをするのが普通だと思っていた。別にその「お約束」が嫌だったわけでもなく、そういうものだからそういうものだと思っていた。
でも、世の中には本当にコンサートが終わって欲しくなくて、もう少しだけでいいからこの空間が続いて欲しいと思うこともあって、そういう時に人間は心の底からアンコールするのだろうということを、アイマスの9thライブで改めて感じさせられた気がしている。特に印象的だったのが大阪公演の2日目で、ブログでも前に書いている。

(アンコール前の)最後の1曲のM@STERPIECEは1日目もとても良い曲だと思ったんだけど、2日目はこの辺から「ああ、もうすぐライブが終わってしまう」という感覚がどんどん押し寄せて来つつあって、終わって欲しくないという気持ちがずっと溢れていた。M@STERPIECEは最後とはいえアンコールあるの分かっていたんだけど、それでも「ああ終わってしまう」とずっと思っていた。 逆に振り返ると1日目は心の中で「とはいえ明日もあるさ」みたいな感覚があったのだなぁというのを思ったりしていた。

THE IDOLM@STER 9th Anniversary WE ARE M@STERPIECE!! 大阪2日目に行ってきた話 - 平常運転

上にも書いたように、お約束としてのアンコールみたいなのは別に悪いと思っていないんだけれど、そういう原体験というか本来の意味合いでのアンコールという行為の感動感傷みたいなのを時々再確認したいな、とふと思った。