ガルパンはいいぞ(挨拶)。
ガルパンのオーケストラコンサートが大阪であるということで行ってきた。
ガールズ&パンツァーオーケストラ・コンサート大阪公演無事終了しました!お越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました!来週の東京公演も宜しくお願い致します!指揮者の栗田さん、渕上さん、ChouChoさん、佐咲さんで記念撮影! #garupan pic.twitter.com/namhrYZ6G3
— 「ガールズ&パンツァー」公式アカウント (@garupan) 2017年1月21日
ガルパンのBGMや主題歌のオーケストラアレンジを東京フィルの演奏で聞くコンサート。吹奏楽はこの前響け!ユーフォニアムのコンサートで聞いたけれどオーケストラはだいぶ久しぶりということで、まずはオーケストラそのものを久々に聞く良さがあった。吹奏楽の時も思ったのだけど、普段のアニソンやロックのライブとダイナミクスのレンジが全然違って驚かされる。フォルテシモの音量が生楽器らしいスケールなのもそうだけど、ピアニシモやミニマムな編成のセクションになるとびっくりするほど小さくなって、これがダイナミクスレンジかー、という気分になった。
また、弦楽器管楽器打楽器それぞれいろんな楽器によって構成されているわけだけど、パート内のユニゾンでパートが成り立ち、そのさらにパートのユニゾンやハーモニーで音が出来上がる、ってのを久々に耳で体感した気がした。低音セクションのコントラバスとチェロのユニゾンのゴワっとした質感だったり、トロンボーンとチューバのソリだったり、音階の組み合わせだけじゃなくて音色の組み合わせでサウンドができてるんだという当たり前のことを改めて思ったりした。
コンサートは、テレビ版のストーリーをなぞるようにスクリーンにアニメの映像を流しながらのオーケストラ演奏と、渕上さんによるみほのセリフの朗読で進行していく。最後の挨拶で渕上さんも言っていたけれど、劇場版があってこの先最終章がやってくるというタイミングだけど、最初から朗読と映像、演奏で辿り直すとガルパンの物語のことを改めて思い返す体験になった。けっこう同じモチーフを使った曲が多いんだな、とか、そういえばこんな曲もあったな、などなど。曲だけでもテンションが高まるし、映像と組み合わさるとさらにガルパン感が高まってよかった。
今回、オーケストラ以外の出演者は渕上さんと佐咲さん、ChouChoさんのお三方が出演されていた。佐咲さんはコンサート前半のプラウダ戦のところのあんこう音頭での登場で、オーケストラコンサートの真っ最中のあんこう音頭はおもしろいギャップだった。ChouCho さんはアンコールで DreamRiser と GloryStory をオーケストラバックで。元々劇場版の内容を含まないコンサートの"追加公演"だったけれど、劇場版イメージソングの GloryStory が聞けたのはうれしかった。
最後は渕上さん加えた3人がボーカルでの Enter Enter MISSION! で〆。ガルパンのイベントだと会場全体でパンツァーフォーの唱和が定番なのだけど、今回のオーケストラコンサートでも最後の Enter~ の前にみんなで唱和したのでおもしろかった。
普段いきおいのあるライブイベントなどに行くことが多いけれど、オーケストラコンサートを聴くというのも感性の違う部分を刺激されるかんじがあってとても良かった。映像を見るとまた作品を見直したい気持ちも出てきてよいフィードバックという状態。最終章もまた楽しみですね。