見てきた。patlabor-nextgeneration.com
身も蓋もない言い方をすると、ここがめっちゃ良かったという箇所を特に挙げられないし微妙だと思ったところはいくつもあったんだけど、意外と見終わった後は良い印象だった。これはすごい映画だゼと感動した訳でも無いけど、レイトショー1300円と往復込み2時間を返せという気分でもない。一人でふらっと見に行った分にはよかったんじゃないかと思う。
以下にどうでもいいような感想を書きますが、本編を見た前提の感想なのでネタバレされたくないという人は引き返した方がよいです。
前提
パトレイバーは知ってる。マンガはなんとなく読んだ気がする。アニメはほぼ全く見てない。TNGがどういう位置づけなのかは知ってる。今までのエピソードは見てない。けどホビー誌の特集とかでどんな話なのかはぼんやり知ってる。この前シドニアの騎士の劇場版見に行ったときに予告編を見て、なんとなく見に行こうと思った。
これくらいか。にわか。
感想
レイバーは最後にちょろっとしか出てこないとか(前情報で察しがついてた)、戦後論みたいなのが突然始まるとか、これが押井守作品なのかなーそういうもんなのかなーと思った。よくは知らない。戦後ニッポンの精神性みたいなの、この映画だけ見てるとよく分からんまま出てきてよく分からんまま終わった気がする。パトレイバー2を見てるとわかったのかもしれない???
真野恵里菜は可愛かった。筧さんはいい味出ていた。後藤隊長と後藤田隊長は別人だという話だけど、そういうポジションの人っぽい感じがよく出てた。というかこの映画の主人公っぽい感じだった。
敵ヘリパイロットの灰原零という名前はあまりにCV林原めぐみ的すぎて、狙ったのなら寒いし狙ってないのなら無遠慮という気がした。終盤で突然「既に死んだことになっている」みたいことを言われたのも無駄にCV林原的な感じだったし、特にその話回収されない投げっぱなしだったのでなんだこれという気はした。とはいえ、そういうCV林原的な(もっと言ってしまえば綾波レイを想起させる)名前をつけることで、キャラクターの記号として機能しているという側面もなくはない気がするのでわざとなのかもしれない????
実写イングラムは去年たまたま2回ほど現物を見たことがあったので、曳航車?が最初画面に映ったときは「あっこれ僕見たことあるぞ!」って感じでちょっとテンション上がった。ジャッキアップするところは格好良かったし、起動シーケンスも結構おおって感じだった。
警視庁とか書いてあるし、マジで実用化されてると言われても結構イケるのでは pic.twitter.com/EdvhVzkLh7
— Julius/HP (@ast_j) 2014, 8月 2
ちゃんとしたカメラないとやっぱ駄目だ pic.twitter.com/nTQxAZFKug
— Julius/HP (@ast_j) 2014, 9月 21
実写映像におけるCG表現を最近あんまり見てないのでこんなものなのかもしれないけど、CGが全体的になんかちゃちいなという気がした。特に最初のミサイルは結構えーって気がした。まぁ中盤以降は絵が良くなったのか目が慣れたのかしらないけどそんなに気にはならなかった。
こうやって書くとあんまりいいとこない感じだけど、全体としては何故か割とよかった。何故なのかはよく分からない。まぁ勝ちに不思議の勝ちあり、みたいなものだと思っておく(意味不明)。
中身がない。おしまい。GWもおしまい。