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エヴァンゲリオン展に行ってきた話

去年の夏の東京に始まって全国巡業中のエヴァンゲリオン展が今(~7/14)大阪でやっていて、終了間際にしてようやく行ってきた。

最後の週末だから混むかなーと思って10時台に行ったんだけど(本当は10時ジャストくらいに行きたかったけど余裕で寝坊した)、既に結構人が居た。入り口すぐは結構詰まったんだけど、後述する上映コーナーを過ぎた辺りからはそれなりに自分のペースで見れた。

何が展示されてるのかよく分からないまま行ったんだけど、だいたい原画や設定画がひたすら並んでて、それを間近で鼻息荒く眺めるのがメインだったので鼻息荒く眺めてきた。 エヴァの新劇場版は序破Q全部劇場で複数回見たから原画が並んでいるのを見てるだけでもどういうシーンだったかだいたい思い出せるので、原画を見ながら映画を追想するみたいなこともできてよかった。

破の降ってくる使徒を受け止める一連のシーンのシナリオとコンテと原画と...と言うのをどばーっと見てその後に実際の破でのシーンが上映されているのを見るコーナーがあって、シナリオ段階から結構変わってるんだなーとか、コンテやレイアウトに入ってる修正指示見ながら細かいなーとか、ラフのように見受けられるのに止め絵としてかっこいい絵になっててすげーなーとかいろいろ思いながら見ていたんだけど、最後に映像を見ると自分の記憶の中の印象以上に絵が綺麗だった(小学生並の感想)。もうちょっと財布の中の現金が多かったら最後の物販でブルーレイ買ってたと思う。 ちなみにあのシーンについて個人的な感想を述べておくと、前半の初号機がビルによって作られる緊急コースを突っ走ってるシーンが後半より印象深くて、とにかく男の子的ヒーロー的なロマンがあるシーンだと思っている。

設定画については、今まで分厚い設定資料集とかそんなに買っていなかったと言うこともあって初めて見る物ばかりでとてもよかった。 エヴァ仮設5号機の設定画にちっさく書いてあった山下いくと氏のコメントが面白かった。

f:id:astj:20140712224938j:plain 全体的にとにかくよいものが見れたということで幸福感高かったから財布の紐もゆるゆる(当社比)で、物販で普段なら絶対買わない図録を買ったり、クリアファイル4つも買ったりしていた。Tシャツも買ったんだけど、物販ページをよく見たら買ったTシャツは別にエヴァ展限定商品じゃなかった。まぁいいか。

図録は3000円したけど、展示されてた主要な原画は原寸で載っているので、これで家を出なくても鼻息荒く眺めることが出来るようになった。でも序の最後のレイの笑顔のシーンはちっさくしか載ってなくて、事情めいたものを感じて少し厳しい。

全体的に非常に幸福だったのでエヴァンゲリオン好きな人は是非行くといいですと思ったけど、行くと幸福になれるような人はもう行ってるような気がした。

ちなみにその後実家に寄ったんだけど、母に「梅田行ってきたわー」と話しただけで「ああエヴァンゲリオンのやつ行ってきたんやね」と見抜かれて、底の浅い人間で申し訳ありませんお母様という感じだった。