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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女 の3回目をIMAXで見た

週末日記に書こうと思ったけどそうするとネタバレの言及がしづらいなと思ったので分けることにした。冒頭のこのへんの文章はまだネタバレしないので誰でも読んでOKです。

初日0時の最速上映で初回を見て、朝一番にガンダムおじさん仲間と2回目も見ていたのだけど、2週目特典があったのとデカいIMAXで見たいなと思ったので3回目を2/7に見に行ってきた。また、原作小説(のうち中巻以降)は近年読み返していなかったので、上映前に今回の内容にあたる原作中巻部分を読み返して臨んだ。これは映像化の初回はなるべく真剣に見たいと思っていて読まずにいたという話。

内容に言及しない話をすると、109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXはマジで画面デカくてすごくよかった。この鑑賞体験ができるのならIMAXの追加料金も喜んで払います。
上映前に流れたスターウォーズの予告編が縦方向もスクリーンいっぱいに使った映像(ラージフォーマット?)で、迫力があってよかった。ああいう映像が見れるのならそのために行ってもいいかなと思ったくらい。
ハサウェイ本編映像はラージフォーマットではないけど、デカくて綺麗な画面は特にモビルスーツ戦闘シーンの見応えに寄与してたと思う。めっちゃよかった。逆に、あまり大きく映らないことで簡略化されたような作画も大画面だとだいぶ目についてしまうので、(CGでなく)作画のシーンで時々微笑ましい感じも出てしまってたのはある。そういう意味ではなんでも巨大スクリーンに映せば良いという訳でもないのよな、とも若干思う。

109cinemas.net

ここから下はネタバレを含む話があるので気を付けてください。とはいえ週末日記に書かれるような程度の雑多な文章があるだけなので、高度な随筆とかはないです。
うっかり目に入らないようにスペーサー代わりの写真を貼ります。

見終わるまで気付いてなかった、売店
IMAXです

念のためもう1セット。

見終わるまで気付いてなかった、売店
IMAXです

ここから感想。

初回や2回目のときも思ったけど、今回見ても改めてめっちゃ学生運動じゃんね、と思った。マフティーの活動そのものもだし、組織の様子もだし、あとハサウェイが崇高な精神と現実の人間関係(肉欲)で葛藤するのとか。本物の学生運動に詳しい訳ではないので、これは印象としての学生運動を指している。
そういう印象から逆算して、また上映前に読んだ原作に思いを馳せるに、やっぱりこの話の骨子は平成元年に富野由悠季の感性で書かれた話なんだよな〜、とも思った。現代にいちから作り起こせばこういう話にはならないんじゃないか、みたいな。
その上で、30年以上前に書かれたこういうスピンオフ小説を原作にした映画が今のガンダムのフラッグシップ映像作品の大作として作られて、それがヒット作として受容されているというのがだいぶメタに面白いと思う。大丈夫?今のガンダムをハサウェイが背負いすぎてない?

ギギがメイスを徴発するのに耳元で囁くシーン、原作の台詞をちゃんと認識した上で聞くと確かにそう言ってるな、と分かる感じだったのが面白かった。

ヴァリアントが撃墜されるシーンの前後というか流れをやっと理解した気がする。あと何度見ても読んでもヴァリアントとギャルセゾンが微妙に脳内で混線する。

原作ではエアーズロックの戦闘にレーンはそもそも出撃もしていなかったのか、と原作を読んで驚いた。そもそもアリュゼウスも映像オリジナルではあるのだけど、結局あの戦闘は何から何まで原作になかったのを映像で盛られた展開じゃん、というのは面白どころかもしれない。

IMAXの大画面になった結果、終盤の逆シャアシーンも当然IMAXの大画面で見ることになったのはだいぶウケてしまった。突然映像の質感が変わるのが何度見てもいい。

本作は基本的に気に入っているんだけど、エンディング主題歌がガンズのしかも昔の曲なのはまだ納得いっていなくて、洋画コンプレックス?みたいな悪口をうっすら思ってしまう。
別に曲自体があってないだとか悪いだとかではないのだけど、主題歌は新曲であってほしかったと思うし、そうすることで1作目の閃光のように「キルケーの魔女の主題歌」として記憶に残る曲が生まれてほしたかったなと思う。なによりガンズはアニサマ来ないじゃん(反論: [Alexandros]もアニサマには来ない)。

ここからは原作における結末に言及するのでもう一段ネタバレガード挟みます。

見終わるまで気付いてなかった、売店
IMAXです

念のためもう1セット。

見終わるまで気付いてなかった、売店
IMAXです

最初に見たときは、いい話風に本作が終わったけど最終作はあの結末になる訳じゃん、どういう気持ちで見たらいいんだよ、みたいなことを思っていたのだけど、本作の最後のシーンの印象は原作と本作でだいぶ違ったのだと(インターネット上の言説を見て知ったので)原作を読み直してから映像を見直して再確認した。
あそこでギギの前でヘルメットを取らなかった結果ぎぐしゃくしたやりとりの残った原作と、ヘルメットを取ってキスまでしちゃったアニメとで、少なくともハサウェイとギギの間柄においてはこの先差の出てくる展開だと思う。もしかしたら単に本作の後味をよくしたかっただけの演出かもしれないけど、この差が最後の結末に何かいい作用があると良いなと思った。(とはいえあのオチでこそのハサウェイ、みたいなところもあると思う……)

ついでに最終作に関してでいうと、今回のメッサーの派生機やアリュゼウスみたいなメカのオリジナル要素が何になるのかは今から楽しみ。ペーネロペーが修理されたときに何か追加要素が盛られるのだろうとは多分誰もが思ってるだろうし、Ξもどうせまた何か変わるんでしょうと思う。ネオ・ジオングみたいな見た目になったペーネロペーが見たい!!!
あと最終作こそ原作小説版の細身のグスタフ・カールを……。

お後がよろしいのでこの辺で。