今週の週末日記はこちらです。他の話題としては日曜日に上野秋葉原あたりでPokemon GOのコミュデイでフォッコを捕まえていました。
ラストライブツアー6公演のうちまず東京2公演だった訳だけど、とにかく良かった。ラストライブツアーとしての気負いはありつつも、どっちかっていうと全部出し尽くすぞ!みたいな強火のエンターテイメントパワーにベクトルが向かってるので大満喫、である。
2日ともステージサイド席だったけど、これはこれで全然楽しかったと思う。勿論アリーナの人がうらやましいのは間違いない。
ということで感想を書くよ。中身の話をするのでまだ見たくないって人は「最高〜〜〜〜〜〜〜」ってことだけ覚えてここで帰ってください。
全体
とにかく良かったって話は最初に書いた。強火のエンターテイメントをあまりに満喫してるとこれがファイナルツアーだなんて信じたくないって気持ちになるけど、間違いなくこれはラストのツアーなんだよな……と公演後には思ってしまう。
両日それぞれにそれぞれの良さがあったと思うし、初日にはツアー初日にしかない良さってのがあった訳だけど、2日間は初日からさらに練り上げてきてる感触があった。アドリブっぽい所作も初日より増えてたような気がする。
ステージ構成といい演出といい全方位の観客が楽しめるような工夫が尽くされてるのもありがたかった。幕張が平らな展示ホールなのでこういうステージ構成になって東京大阪はその逆算という予想もあるけど、ともあれ良い物は良い。アリーナはアリーナで花道orステージが必ず近くなる構成なので、(ファンクラブ先行の)良い席にはなお良い体験も、というのが実現されてるのも良いと思う。これは大阪公演のアリーナチケットを握って楽しみにしている人の台詞。
あと声出し解禁はやっぱりなんだかんだ最高という気持ちになる。これはこの前のアイマスライブの時にも思った。
席
ステージサイドって名前の通りの席だった。最上階(4階)で、前後方向でいうと2日ともステージの真横くらい。初日はほぼ最上段くらいの列だったけど2日目は階の一番前だった。見えやすい位置にスクリーンもあったので少なくとも現地ライブビューイングとしての価値は全く問題なく果たされてた。メインステージは横からになるから表情とかは見づらいけど距離自体はけっこう近いし、センターステージを始め会場のあちこちで歌っていたのでそれらは一般のスタンド席と比べてそんなに不利のない体験ができたんじゃないかと思う。
特に2日目は階の一番前となるといよいよだいぶ見やすくて(ステージサイドの中では一番いい部類だったのでは)、細かい所作がより肉眼で見えるとか、2階席の通路で歌ってるところは初日は角度的に見えなかったけど2日目はかなりいい位置で見れたとかあって、そういう意味でも2日目の満足度をさらに高めてくれて嬉しい席だった。
その他
見出し考えるのに飽きてきたので後はとりとめなく。
まずセットリストの強火が過ぎる。ラストなので全部やるぞ!!みたいな気合いの結果4番打者ばっかり出てくる重量打線になっているし、なんならハインツ様も来る。前回のライブでは直近の映画/アルバム曲だったのもあって、今回久々に聞いた曲も沢山あって嬉しかった。しかしこう、久々の曲が多いと曲は完全に知ってるんだけど曲名がどれだったっけ?となることが多くて……。
AXIA から Giraffe Blues の鉄板の流れにはやっぱり何度やっても良いという良さがある。これは今回に限った感想ではないのだけど、スクリーンを見るカナメΔ安野さんの後ろ姿をスクリーンごと写すカメラアングルがすごく好き。声出し公演だとAXIAのときにメッサー中尉の名前をみんなで絶叫することもできる。
映画を最後まで見た後改めて聞くと泣ける曲こと唇の凍傷がスタンド席で歌う曲だったんだけど、この曲(と演出)の評価は2日間で手のひら返ししてしまった。というのもこの曲と前回のライブのセンターステージでの演出がめちゃめちゃ良かったので、どうしてもあのフォーメーションの綺麗さを思い出すとなあ、みたいなことを初日は思っていた。スタンド席の近くまで来てくれると嬉しいという理屈は分かりつつも、肝心の一番近いお立ち台は初日は角度の都合で全く見えなかったからその恩恵にあやかれていなかった、ってのもある。。けど2日目はお立ち台がめっちゃよく見える席で、一番推しのフレイアΔ鈴木さんがそっちで歌ってくれたので大満足だし大感動です、と手のひらをクルクルさせてしまった。なんなら号泣です。
Yami_Q_rayゾーンもきっちり全曲あるのがよかった。本家?のときと演者の皆さんのテンションというかキャラづけが全然違うのがおもろいと思ってしまうし、個人的には闇フレイアことこっちの鈴木さんの歌声がシンプルに強くて良い、とも思う。
(少なくとも東京公演としては)アンコール部分が日替わりパートだったんだけど、初日のアンコールメドレーの1曲目がastj内イントロだけでテンション爆上がり曲ランキング1位こと涙目爆発音だったのでめちゃめちゃ楽しくなってしまった。メインステージに3人だけ上がってるのが見えた時点で「もしかして」と身構えて、イントロのSEでヤッターみたいな感じ。
2日目は2日目でメドレーの後外園さんの威勢の良いギターアドリブでつらみ現在進行形じゃん!とやっぱりヤッターしていて、福利厚生が行き届いていた。しかし2日目のMCの雰囲気からすると日替わり曲はもしかしたらこれが最後の披露だった可能性もある訳だ、と後から思うとヤッターしているだけではダメでもっと噛み締めないといけなかったのでは、とか思ったりもする。。
愛してるが日替わりアンコールメドレー行きだったのは、分かるけどそうなのか〜という感じもあった。センターステージから観客席の全方位に愛を伝えてくれる今回の愛してるは、前回のライブの時の映画のストーリーに寄り添って高いリフターの上から伝えられた愛してるとは全然違う味と良さがあった。
鈴木さんも初日のMCで言ってたけど、まあアンコールのラストはルンピカじゃないの、みたいな予定調和的に構えてた節もあったので、そこが思いっきりひっくり返されたのはビックリしてる。けど僕は最終日オーラスの最後はルンピカだと思うな……。後で答え合わせしましょう。
今回もお馴染みバックバンドの皆さんも良かった。特にギターの外園さんがよく見える位置だったというのもあってソロの時は凝視してた。今回はツインギターだったのも良くて、エレキギターがハモったりソロバトルしてると嬉しくなる習性を持ってるので大喜び。Giraffe Blues のアウトロは特に2日目は泣かせるぜ……という気持ちになった。(初日はいきなりハモリリードで始まったことのイカツさにちょっと喜んでしまうのが勝った節もある)。破滅の純情のギターソロバトルも良かった。
書きながら思い出してきたけど、ハインツ様の歌からのオープニングムービーも良かった。なんかよく分からないけどハインツ様が歌っとるぞ!(最高)みたいな感じで見ていたのが、映像につながることで開幕宣言的な歌だったんだなというストーリーにつながるのが良い。認識が雑。あと、2日目のアンコールMCでも似たような話題が少し出たけど、ウィンダミアでワルキューレが5人揃って平和にライブを、というのはやっぱり心に来る物がありますね。
ここまで全部やるぞ!!感のある組み立ての中でまだやってない曲を数えると、残りの公演の大筋の構成が同じなら日替わり曲でアレとかアレが来るのかな〜と考えてしまう節はある。来てくれて一向に構わないし聞かせてくれ!!という感じなんだけど、わかんないことによる楽しみも重視したいので脳を騙して忘れておくことにする。
しかし有明アリーナは綺麗な会場で良いと思うんだけど、唯一電車の駅からのアクセスが微妙なことは不満ではある。せいぜい10分20分歩くだけなのを思うとあくまで都会基準の微妙ではあるのだけど、りんかい線なりゆりかもめなりの駅からもうちょっとだけでも近ければ、ということは思ってしまう。有明ガーデンはその点良い立地。
お後がよろしいところでこれくらい。