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グリッドマン ユニバースを見た

ssss-movie.net

見たよ。大満足。SSSS.GRIDMANの物語に(僕が)触れるのは本編ぶりだから久々に懐かしかったし(新世紀中学生を見た瞬間の懐かしさは劇中のそれとシンクロしてたね!と思う)、本作のために直前の週末に一気見したSSSS.DYNAZENONのキャラや物語も沢山摂取できて、こちらは僕の中で地続きな体験だった。2作から感じた作品の質感を引き継いだ上でボリュームたっぷりの娯楽作品であったと思う。

もう上映開始からだいぶ経ってるし以下は中身の話をするので、まだ見てない人はここで閉じて今すぐSSSS.GRIDMANとSSSS.DYNAZENONを見て劇場に向かって下さいね。くれぐれもグリッドマンの方だけ見て満足しないように。

TOHOシネマズ二条の7番シアターは元MX4Dシアターだったはずで座席間隔もゆったりしててよかった
入場者特典にもらった指人形。子どもの頃ウルトラマンの指人形を沢山買ってもらったね

もう1セット画像貼ってスクロール稼ぎしておきましょうか。

TOHOシネマズ二条の7番シアターは元MX4Dシアターだったはずで座席間隔もゆったりしててよかった
入場者特典にもらった指人形。子どもの頃ウルトラマンの指人形を沢山買ってもらったね

よっしゃやるぞ。感想を雑多に垂れ流します。劇中時系列とは特に連動しません。以下グリッドマンって書くときは電光超人の方じゃなくてSSSSの方を指します。

ストーリーラインのうちSF的な方面はグリッドマンっぽいわけわかんなさがあったな〜と思うのだけど(グリッドマンユニバースってそういうことなの???)、景気良い主役のオールスターバトルの勢いに胸を熱くしたり、グリッドマン/ダイナゼノンそれぞれの人間ドラマのいい幕引きを見た後にはまあいいよねそれも、とおおらかな後味になった……って側面はあると思う。
これは褒めていて、両作品の「らしさ」をちゃんと抑えた上で全体として楽しいエンターテイメントに集約されている、ということだと思う。

直前にダイナゼノンを見ていたので、レックスことガウマとガウマ隊が再会するところはやっぱり来る物があったし、最後の再びの別れも心に響くねえという良さがあった。
各所の描写で示されるTV版時点からの成長とかも感じ取れて、ダイナゼノン見てそのまま映画に雪崩れ込むぞという判断は正解。ひめとガウマの話もある程度回収されて良かった。
ダイナレックスはレックスが一人で変身?するようになってたけど、最終決戦でガウマ隊を飲み込んで乗り込んでたのは予想通り期待通りで良かった。やっぱりこうじゃないとさ。
などなど思いを馳せると、テレビアニメの物語の続きが見れて嬉しかった度合いはやっぱダイナゼノンの方が大きいな〜と思った。

裕太と六花の恋愛話が話のひとつの軸になってるのも良かったけど、まあいうて総決算みたいなこの流れで最後言わない訳はないしふられる訳もないでしょう、と安心して見てられるところは正直あったと思う。ダイナゼノンのときの蓬の告白からの間の方がドキドキして見た気はする。とはいえ最後の告白シーンはかなりキュンキュン(死語)くるものがありましたね*1

キュンキュンという死語を書いて思い出したけど、最後のカニの下りでの夢芽はめちゃめちゃ可愛かったね。顔が真っ赤になるのもよかった。

グリッドマン組のキャラを見るのは久々だったけど、六花とアカネのキャラクターデザインの記号的な圧の強さはやっぱちょっと笑っちゃうところがあった。他のキャラもアニメ的記号的な造形はいろいろあるけど、まあなんていうかこの二人は別格じゃんね、みたいな……。
内海は相変わらずいいキャラしてる。ヒーローショーを見て感動してるくだりもよかった。

アカネがアクセスドミネーション使うのは良かったね。アレクシスもドミネーションできるのかよってのは笑った。ドミネーションつながりでいうと、カオスのシーンの中で怪獣優生思想の面々も一瞬映った気がする?のもちょっと嬉しかった。

実写アカネが出る情報は事前に告知で知っていて、仮に知らずに見ても「そうだね〜」と受け入れていた気もするけど、やっぱりアニメの中で突然実写が出てくるのはパンチがあるので予告なく見たかったな、とは少し思った。

最終決戦の時の2代目さんの変身?巨大化?合体は、なんというか「そうはならんやろ」(なっとるやろがい!)的なツッコミどころでよかったと思う。

ダイナゼノンを見たときも思ったけど、本シリーズの特撮パートは円谷プロの巨大ヒーロー特撮をアニメですごくよくリスペクトしてて、そこにアニメ映えするロボットを持ち込んだことで見栄えのある絵になってるな〜と改めて思った。あと見栄キメキメのロボットアクションを見せられているということもあり、その流れでゴルドバーンを見ると幼少期見ていた勇者ロボのゴルドランのことを思い出してしまう。これもダイナゼノン見てたときと同じ感想。

ダイナゼノンを見てたときはグリッドナイトにダイナゼノンが合体するのを「おーおーかっこええなー」と思って見てたのだけど、今作でフルパワーグリッドマンと並び立つとなるほど〜という気持ちだったし、グリッドマンとグリッドナイトが合体メカを交換するのには完全にテンションが上がった。瞬間脳内に溢れだした、存在しないデラックス超合金フルパワーグリッドマンの記憶……みたいな気持ちになった。(書いてから思ったけど、実は存在したりするんですかね?)

大満足してエンドロールに突入した気分とエンディング曲の uni-verse が完全にマッチしててそれもよかった。今年のアニソンフェスでどこか生で聞けるといいなと思ったけど、その一番の有力候補であるアニサマは見に行くつもりの日程とオーイシさんの出演日が被らない……。

uni-verse

uni-verse

music.apple.com

うだうだ書いたけどこれくらいで。もっと感想あると思う。

あと上映始まってからけっこう経ってもろもろに完全に乗り遅れているのでパンフレットは買えていないし入場特典のボイスドラマも逃している。ボイスドラマの方は多分円盤特典とかになるんだろうけど、今のテンションなら買うか〜という気持ちがある。
パンフレットの方は公式通販があったのでそっちで買うことにした。4月中旬以降発送だとちょっと先になりそうだけどそれはまあ。届いた時にもしまだ上映してたらもう1回見に行く切っ掛けにでもしよう。
tohoanimationstore.com

*1:(死語)って表現自体が死語だと思う