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わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗りに行った

11月頭に三連休で関東ですごす予定があったので、群馬〜栃木を走るわたらせ渓谷鉄道(旧足尾線)のトロッコわたらせ渓谷号に乗りに行った。残念ながら紅葉はまだまだだったのだけど、気持ちの良い景色の中を走るトロッコ列車は良い体験だったし、あと社内で食べたお弁当がめちゃめちゃ美味しかった

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準備する

わたらせ渓谷号に関心を持ったのは多分運行開始当初の1998年とかそのへんで、鉄道情報雑誌であかがね色の車両の姿が印象的だったのを覚えている。とはいえ大阪在住の少年がはるばる乗りに行く機会はなかったのだけど、近年観光列車への興味が再燃してきていた結果乗りに行くことになった。

紅葉シーズンの11月でどれくらい混むのか分からなくて、乗車整理券は1ヶ月前の販売開始の瞬間にオンラインで購入したところ無事購入に成功。公式ホームページに貼られた動画などから紅葉への期待を高めていた。

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しかしながら、いざ当日が近付いてくると今年は紅葉が遅れ気味で色づきが遅れているとの情報をキャッチして微妙な気持ちになってくるが、まあそれはそれで仕方がない。

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前日から関東にいたので前日はどこに泊まっても良かったのだけど、後述するように下りのトロッコの座席指定は朝9時から行われるので、それに備えてほど近い桐生に泊まった。桐生は JR とわ鉄の接続駅なので、前日のうちに JR で行けるところまで向かう感じ。ちなみに行きは新幹線に乗りたいという気持ちだけで上野から高崎まで新幹線に乗った。東北上越新幹線は車両のバリエーションが多いので駅で眺めてるだけで楽しくなる……

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ちなみに事前に買うのはトロッコ乗車整理券なので、乗車券(suicaは使えない!!)は当日買うことになる。勿論ふつうに買ってもいいのだけど、往復したり途中下車したりすることを考えると1日乗車券を買った方がお得。桐生駅自動販売機で買った。

乗るまで

午前に出発する下りのトロッコわたらせ渓谷3号は大間々駅を11時前に出るのだけど、座席指定はその大間々駅で朝9時から始まる。折角なので大間々に朝8時過ぎに着き*1、付近を散歩したりして時間をつぶして9時に座席指定した。ぼくの他にも9時前から待機している人たちは何組かいたのだけど、人数と席数からすると9時にいた人たちは窓際の席を確保できたのではなかろうか。ちなみに僕が乗った回はだいたいトロッコ車両の3-4割くらいが団体旅行で座席がキープ済みだった。

この辺は大間々駅で発車前に取った車両の写真。冷静に振り返ると全体像がよくわからないのだけど、列車は4両+機関車で、両端がふつうの客車(元12系)で、真ん中の2両が窓のないいわゆるトロッコっぽいやつ。特に客車の方は近寄って眺めるとだいぶ年季が入ってるのが分かる。

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わたらせ渓谷号といえば、機関車(DE10)もあかがね色の塗装をしているのが特徴的なのだけど、この日は残念ながら冒頭の写真にあるようなふつうの色の方の機関車の稼働日だった。ちょっと残念。大間々駅の車庫?にあかがね色の方が待機している様子は見た。

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乗る

下り、つまり行きは当然朝9時に座席指定したトロッコ車両に。社内はこういう感じ。前後の客車のおつかれ感で少し身構えたのだけど、トロッコ車両自体はまだまだ綺麗。写真の2枚目は天井です。
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列車が走り出すと発車まもなく高津戸峡の川の様子がよく見えて気持ちいいのだけど、事前情報の通り紅葉は残念ながらまだまだからっきしだった。列車の中からはうまく写真が撮れなかったので散歩の時の写真を載せると↓こういう感じ。あと11月ということで窓なしの車両はだいぶ寒かった。油断して薄着で行ったというのもあるけど、行きは結構震えていた。。

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わたらせ渓谷号では、途中の神戸(ごうど)駅にあるレストラン のお弁当を車内で買うことが出来る。ぼくは事前に電話で予約した。駅弁チックな見た目だけれど、つくりおきされた弁当ではないので受け取るとご飯がまだ温かい。発車した時はまだ11時頃だったけど、7時台に朝ご飯を少し食べただけでおなかが空いていたということもあって景色が落ちついたところで早々と食べた。このやまと豚弁当がすごく美味しかった! お肉が柔らかくてタレもご飯が進む。あっという間に食べてしまった。あまりに美味しかったので帰りのトロッコでおかわりしようと思ったのだけど帰りは買えなかった。もしかしたら先に電話しておけば買えたのかもしれない。

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ちなみにお弁当には手ぬぐいもついてくる。

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また、その神戸駅ではレストランの方々が駅のホームに食べ物飲み物を売りに来る。唐揚げ、カレーパン、ポテト、ビールなどなど。お弁当を食べて間もなかったはずだけどカレーパンも買ってしまった。おいしかった。

神戸駅を発車すると5キロに渡る長いトンネル(草木トンネル)に入る。約10分間ずっとトンネルの中を通るのだけど、この区間ではトロッコ車両の屋根のイルミネーションが点灯していてこれはこれで綺麗な景色だった。

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神戸より大間々寄り(つまり前半)は進行方法向かって右手側が川なのだけど、神戸より足尾寄り(後半)では左手側が川になる。川でない方は何が見えるかというと、山だったり緑だったりする。沿線はそんなめちゃくちゃ変化に富んだ景色というわけではないので、新鮮な景色の連続!というよりは気分の良い様子をくつろいで眺めているというのが正しい気がする。

降りる

もともと足尾銅山への貨物線として始まった路線ということもあって、下りの行き先は足尾駅。とはいえ足尾銅山の記念館などに足を運ぶ場合は一つ手前の通洞駅で降りることになるかも。正直列車に乗ることが最大の目的だったので時間つぶし半分なのだけど、足尾銅山も観光してきたりした。

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上る

通洞駅や記念館(通洞抗)と足尾駅は歩ける距離なのでのんびり歩いてトロッコの終着/始発駅である足尾駅に向かう。下りの発車の20分くらい前についたのだけれど、ちょうど機関車を反対方向に付け替えるところを見ることができた。機関車が一旦駅から離れてから路線を切り換えて戻ってくるところや機関車が最後に客車と連結されるときの連結器の具合を見てテンションが上がる。

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下りのトロッコわたらせ渓谷4号は自由席なので、朝のように座席指定で事前に並ぶことなくいきなり乗り込むことになる。行きはトロッコ車両だったけれど、気分を変えたい(のと正直寒い)のとで、帰りはふつうの客車の方に席を取った。当然のことながら皆様大半はトロッコの側に座るので客車の側は席に余裕があって、ボックス席をひとりで占有していた。客車の内装はふつうなのだけど、今となってはこのふつうの客車が動いてるのもなんだか嬉しくなる気がする。客車も外の空気が吸いたければ窓を開けられるので、風も入ってこれはこれで良い体験。

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そういえば大間々に近い途中の水沼駅では、上りのホーム直結で温泉施設がある。けっこうこの日歩いたということもあって帰りはトロッコを途中下車して温泉に浸かる。多分600円なんだけど、1日乗車券を見せると割引になった。

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帰る

翌日もまだ東京で用事があったので宿泊地は渋谷。相老から東武鉄道とメトロに乗って帰った。相老では新型トロッコ車両であるわっしー号と通常の新型車両が並んでるところも見た。形はおなじ!

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折角なのでということで東武線は特急(りょうもう)に乗る。意気揚々とインターネットで特急券を買ったけれど、駅の窓口で買っても良かった気がする。

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良い体験だった

関西に住んでると直接足を運ぶにはちょっと遠かったのだけど、関東をスタート地点にすれば日帰りの小旅行という感じでたのしかった。子どもの頃気になっていた列車に20年越しに乗ることができたのは尊い感じがする。あかがね色の機関車や紅葉の景色については次回のお楽しみということで、来年また眺めに行ってもいいかなぁと思っている。あと本数は少ないけど足尾から日光にバスで抜けられるということも知ったので、次回はそっちを回ってくるのもいいかもしれない。

ちなみにこれは帰りに相老駅で買ったピンバッジ。買って応援。子どもの頃こういうピンバッジをたくさん集めていたね。。

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*1:列車の数が多くないので自然とそうなる