ネタバレ含めた感想書きたいのでうっかり開いてしまった人は早めに撤収して下さい。ユーフォの写真貼ってあるところまでは前説なのでネタバレ出てこないです。
status
わたし
- 高校時代に吹奏楽部でTuba吹いてた
- その後管楽器はご無沙汰
- 去年2期劇場版見た後うっかり激安Euph買ったものの最近まったく吹いてなかった
ここまでのシリーズ
- 1期は映画で見ました
- テレビ見てない気がしてたけどそんなことなくてテレビも見てたわ
- 2期はテレビと映画両方みました
- リズはなんと見てないです
- 今日同僚とその話したらびっくりされてしまった
- 原作未読だけどそろそろ観念して読むかな〜と思ってる
- 最終章も気になるけどもしアニメ化されるならアニメ初見にしたい……みたいなこと思ってる
これは1期映画見た時の感想
astj.hatenablog.com
ここからネタバレいきますよ
うちのユーフォの写真1枚挟んでおくので見たくない人は退散して下さい。
所感
今回もすばらしく吹奏楽していて、すばらしく青春していてとてもよかった。小並感。そして最早毎度のこととなったけれど、京アニの作画に代表される丁寧な作品づくりはすばらしい。コンクールのシーンはすごかったですね。1行で2回目の小並感。
久美子が先輩!!って感じになってるのも良いし、秀一との関係性、特に合宿の時のアレには思春期っぽいカッコつけみたいなのが見えるのもよい(ああいう年頃だとああいうドラマチックっぽいことやりたくなりませんか。ぼくは自分の記憶を切開してこの話をしている…)。
新入部員への期待と不安、低音パートの人集まるか心配する話、コンクールメンバー選抜の話、どれも十数年前の高校時代の記憶とどこかで重なる部分があって色々なことを思い出してしまう。
奏はフィクションっぽい立ち回りをするキャラクターだけれど、その内心を語らせればすごく人間らしかったし、そう思うとあの小悪魔的というか狡猾な居振る舞いも途端になんだか同情的に見えてくるのは現金だろうか。いやぁ中学時代の話は周りの側の話もわかるからねぇ〜〜、などと思ってしまったりした。
そうそう、物語の結末である、突然上がってきた他の高校に全国出場枠をかっ攫われるところと、 Tuba が来年は3人で吹こうと誓うシーンの2シーンは、どこまで意図してなのかわからないけど、表裏というかメタっぽいなあと思っていて、前者に関しては前年の北宇治が他の関西のどこかの高校を上回って全国に出るいわば金星をやったのをひっくり返される形で、1年前との表裏みたいなところがあるなあと感じたし、後者に関しては、葉月がここまでの物語ずっといい子だから見てる我々も来年こそは是非コンクールにね、という気持ちになるのが自然な瞬間なのだけど、その感情は劇中で奏が訴えかけて夏紀や久美子が否定した、実力より関係性重視でコンクールメンバーを決める行いに繋がるというのがメタっぽいなあということを思ったりした。この辺3年次でどうなるのかきになりますね。。
あとこれは完全に蛇足なのだけど、関西大会の会場ロームシアターじゃん、近所じゃん、と気付いたのにもちょっとテンション上がってしまった。
みぞれと希美が一言も喋ってないのに節々で存在感を示すのだからリズもどんどん気になってきていてついに見ようとしている。リズを見てからもう1回くらい見にいっても良いかなと思っている。