平常運転

アニソンが好き

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THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @ FUKUOKA0403 に行ってきた

ミリオン3rdライブツアーも後半戦、福岡公演に行ってきた。

仙台の時と同様、自分の担当アイドル(役の声優さん)や応援してる声優さんが出演される訳ではなかったのだけど、今回はけっこう目的意識があって福岡に臨んだりしていた。

  • Understand? Understand! はまあ2曲目に来るだろうから全力で楽しみたい
    • 琴葉役の種田さんがこの公演にしか来ず、かつ福岡では海美役の上田さんと2人揃う
  • ”Your” HOME TOWN をなんとしても聞きたい
    • ひなた役の田村さんがこの公演にしか来ないので、やるならここしかない
  • メンバー的に Shooting Stars が一番生える公演なので、できることなら聞きたい
    • 人気の高い曲のはずなのに福岡公演まで歌われてなかった
    • クレシェンドブルーのメンバーの4/5が福岡で揃うから、やらないはずはない
    • (10人出演だった名古屋や仙台では4人でユニット曲歌う場面はなかったので、同じく10人出演の福岡でも4人ステージ上には揃わないかなぁ、と思っていた)

結果、ライブ全体としても勿論凄く良いライブだったし、目的にしてた3曲を全部聞くことができたので大満足だった。 Shooting Stars は(揃わないと思ってた)4人ステージだった!!!


リスアニ! WEB にライブレポート記事が上がってるので、セットリストとかちゃんとしたレポートとかを読みたい人はそちらを読むと良さそう。ここからは(いつも通り)個人の感想です
www.lisani.jp

会場の話

今回の会場は北九州ソレイユホールというところだった。ホールの雰囲気はよかったし足下もそんなに窮屈じゃなかった。

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www.soleil-hall.jp
小倉駅からのアクセスは2-3人であればタクシーに乗るのが一番快適だと思う。1000円ちょっとなので、1人でもバスが混んでそうならえいやっとタクシー乗った方がトータルでは良いかもしれない。

今回のツアーでは下手前方(名古屋) => アリーナ中程(仙台) => 2階前方(大阪1) => 3階前方(大阪2)と推移してきたのだけれど、今回は1階中程だった。視線の高さは仙台の時と同じような感じだったけれど、会場のサイズが違う分ずいぶん印象は違って、ステージ全体をよく見渡せつつもけっこう距離感近い印象だった。

ただ、今回の公演で唯一といっていいくらいの苦言なんだけれど、(歌ではなく)オケの音響は今回ちょっと厳しかったように思う。そんなに大きいホールでもないし席も端ではなかったのに、バスドラムが楽曲のジャストよりちょっと遅れて聞こえてくるようにずっと感じられて、途中けっこうノりづらくて辛いことがあった。。。最初の Dreaming! で一番顕著に感じて、中盤はそんなに気にならなかったのだけど終盤でも気になる曲が時々あったので終始そういう感じだったんじゃないかなぁという気がしている。
名古屋の時はスピーカーの近くだったから音量バランスちょっと厳しかったとか、シンデレラ3rdではそもそも会場がでかすぎてタイミングずれがあったとかはあるけれど、今回はそんな問題になるサイズのホールでもなかったのでなんだったんだろうな、とは思ってる。まぁ次の幕張はアイマス的にも勝手知ったるという感じだし今回限りだと思いたいけれど。

視野の話

変な見出しを付けた。
大阪の時の感想に、視界の正面に愛美さんが来るとだいたいそっちばっかり見てたという話を書いた。

今回2日間とも上手側の席だったんだけれど、そうなるとステージに全員集合したときにはぼくの正面に(というにはけっこう距離があるけど)愛美さんが来ることになる。なので自然にしていると当然視界の中心には愛美さんが入ってくるんだけれど、全員集合している時に一番注目したい人が視界の中心にいると他の人に全然目が行かないということが今回分かって学びだった。これがステージの反対側とかだと意識的に目をそちらに向けないといけないこともあって他の人にも目が行くのだけど、今回全員集合のときはだいたい正面の愛美さんの方見てて、正面様々という反面他の人が全然視界に入らなかったので何か損したのではないかという変な気持ちもしている。贅沢な話である。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @OSAKA0312&@OSAKA0313 に行ってきた - 平常運転

その反動かどうかは分からないけれど、今回1曲目の Dreaming! が始まったときに、ステージに乗ってる10人の声優さんの振り付けのちょっとした違いとか歌ってるときの表情とかがすごいよく見えているなと思ったりした。物理的にもまあ大阪2日目よりはよく見える席にいたけれど、そういう差以上に視界広く見えていたような気がした。
注目したい人がステージにいるときにその人にどうしても目が行くのはずっと目をやってられるだけの機会があるということで良い体験だと今でも思っているけれど、そういう視線のピン止め先がないとまた全然見える景色は違うのだなぁ、と思ったりした。

Understand? Understand! と上田さん

これまでのツアーの感じからすると2曲目はオリジナルメンバーが2人揃ってるLTDデュエット曲だったので、今回もそれを踏襲するなら piece of cake か Understand? Understand! で、まあ曲調からすると後者だろうと思っていたところ、きっちりこの曲スタートだった。
アップテンポでCD音源を聞いててもとにかく楽しい曲なのでライブでも楽しいに決まってるだろと思ってたところ勿論すごい楽しい曲だったんだけど、サビのDelicious! Delicious!のところの振り付けがキレあるんだけれどすごく可愛くてツボに入ったりして、CDで聞いて感じてたよりももう一段さらに楽しかった。

上田さんをアイマスのライブで見るのは別に初めてではないんだけれど、今回福岡公演の上田さんはすごいステージ上で生き生きしていて、率直に言うと「こんなに素敵なステージをする人だったのか」と驚いてしまった。Understand?~ でもそうだし、最後の Welcome!! の弾むようなステップでもそうだし。すっかり上田さんの十八番感が出てきた ジレるハートに〜 やカバーコーナーの KisS での格好良さもよかった。

平山さん

平山さんを見るのはLTD02のリリースイベント以来2回目だった。
astj.hatenablog.com
まさにそのリリイベでも聞いた piece of cake は仙台ではMachicoさんと雨宮さんのデュエットだったけれど、平山さんと雨宮さんのオリジナルのコンビで聞くと、オリジナルのオシャレな綺麗さが一番輝くのはやっぱりこの組み合わせだなぁと思った。メンバー違いで違う良さを楽しめつつオリジナルの味わいに回帰できるのはリリイベから仙台、福岡と繋いできた特権みたいなもので贅沢な体験だった気がする。

そのpiece of cakeも、雨宮さんの歌声にMachicoさん/翼の甘い歌声が加わると、この曲が平山さんと組んでキレイ系という趣だったオリジナルと違う表情を見せたような気がした。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! 仙台公演に行ってきた - 平常運転

あとBメロやサビ前の振り付けもすごくよかった、というメモを残していたんだけど、よく見たら仙台の感想でも同じこと書いてた。

ついでにpiece of cakeの話をしておくと、Bメロの腕をゆらゆら?させる振り付けとサビの前の時計の音のところで頭を指さしてカウント取る振り付けが今回もすごく印象的でよかった。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! 仙台公演に行ってきた - 平常運転

ソロ曲は サマ☆トリ。クラップや歌詞を追いかける合いの手、最後のサビ前の「イェーイ」とか盛り上がりどころが沢山あって、かつ麗花 / 平山さんの伸びやかな歌声が輝く曲で、期待を裏切らず素敵な歌声と曲の要素ですごく楽しかった。

”Your” HOME TOWN

冒頭にも書いたように、今回の福岡公演でなんとしても聞きたかった曲だった。披露されるならここしかないだろうけど、もしかしたら披露されないかもしれない、どうだろう……とライブ前はちょっとナーバスになっていたりもしたけど無事聞けて本当に良かった。亜美(/下田さん)の代わりに田村さんとデュエットを組んだのは麻倉さんで、純朴な田村さんの歌とも相性良かったと思う。
この曲を最初に意識した切っ掛けはデュエットの片方が亜美だったからで、最初は「亜美の割にはほのぼのした曲調だなー」くらいに思っていたんだけど、何度も聞いてるだんだん歌詞が頭に入ってくると見方が変わってきて、故郷を離れて東京に出た友人へのメッセージソングといった趣の歌詞がすごい心に刺さっていた。なので、ライブでも歌を聴いたり、曲中の台詞を生で掛け合いしているを聞いたりしながら改めて歌詞を噛み締めたりしていた。
サビの歌詞の後半のところで文字を書くような振り付けのところは、僕にはYの字を書いているように見えて、"Your"の頭文字かなー、と思っていたりした。

セットリストの話と Shooting Stars

3rdツアーのセットリストは、だいたい同じフォーマットを各公演で踏襲する構成になっていたと思うのだけど、今回の選曲のパターン自体は今までの公演と同じ雰囲気だけども曲順やユニット構成で今までと雰囲気を変えてきたなぁ、と思った。
たとえばLTDのデュエット曲を前半に固めたのは分かりやすい違いだけれど、他にLTP/Hのユニット曲も中盤までは2人でのステージが続いていて、同人数だった名古屋や仙台公演と割り振り方が違うなーと思っていたりしたところ、終盤で待望の Shooting Stars ではなんとクレシェンドブルーメンバーのうち福岡公演に参加していた4人全員がステージに立っていた。名古屋や仙台の感じから福岡で4人ユニット曲はないのだろうなと勝手に思っていたのでいい意味で裏切られた。
2ndライブの時に Shooting Stars を歌った田所さん雨宮さん麻倉さんという3人も実はクレシェンドブルーのメンバーだったのだけど、4人目として平山さんが加わった今回の方が圧倒的に「あ、クレシェンドブルーだ!」という印象を受けたように思う。そういうクレシェンドブルー感が増した組み合わせになることで、歌声の組み合わせやそれぞれのソロパートからCDのオリジナル版の Shooting Stars のことを強く想起させられた。ソロパートでピンスポを1人ずつ当てたり照明でも気合いが入っていたように思えたし、セットリストの感じ的に後半の一つの大きな見せ場として今回の Shooting Stars は配置されてたんだろうなー、と終わってから振り返ったりした。公演中はそこまで考える余裕は当然なかった。

雨宮さんの話

福岡公演のリーダーは雨宮さんと麻倉さんだった。パンフレットなりMCなり、とにかく様々なところで雨宮さんのリーダーに向いてないという自己評価が終始ずっと強調されていたけれど、公演中のリーダーそれぞれの見せ場で存分に存在感を出していて、きっちりリーダーカラーの出ていた公演だったと思う。
曲の話に絞っても、Shooting Stars のクレシェンドブルーとしての2人は言うまでもないし、最終盤の 絵本 と 星屑のシンフォニア の2曲は特にリーダー2人の見せ場だったと思う。雨宮さんの 絵本 は2ndの時にもパワーがある、という感想だったけれど、今回はそれよりもう一段迫力と気合いが籠もっていて、2ndの時よりもさらに良かったと思う。

雨宮さんは今までの、特にライアールージュのイメージだと結構コンパクトめにまとめたステージをされる印象で、そういう感じだと絵本の曲自体のパワーに負けないかとちょっと心配だったんだけど、そういう心配は完全に杞憂だった。絵本を歌う雨宮さんの歌声には曲に当たり負けせずに会場全体に聞かせるだけのパワーがあった。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE ENJOY H@RMONY 1日目に行ってきた話 - 平常運転

星屑のシンフォニアは大好きな曲なので、曲が始まる前に追加されてた前奏がシンフォニアっぽいことに気付いた時点ですごいテンションが高まっていたんだけど、曲始まってからは雨宮さんと麻倉さんの歌よりも曲よりも、二人、とくに雨宮さんがすごく楽しそうに歌っていたことの方が強く印象に残っている。二人で視線を交わしたときにあんなにはっきりと笑顔をこぼすのは、最後のおまつり曲以外ではすごく珍しかったと思う。

そのほか

福岡公演は会場内の警備が他の公演より随分と厳しかった。開演前に携帯の電源を切るようアナウンスで指示されること自体は全公演共通だけど、開演までだいぶ時間がある時間帯でも携帯を取りだしてる人は即スタッフさんに注意されていたりして、へー、という感じだった。


大阪1日目で、3階席から1階席に向かってサイリウムが落下していくところを目撃したんだけど、今回サマ☆トリで2階席からケミカルライトが近くの席に墜落してくるところを見てしまった。サマ☆トリはまだ序盤だったわけで、こんな早くからまた落下目撃かよと面白がっていた。見たところ怪我した人とかはいなさそうでよかったけれど。

そういえば1日目の未来飛行のとき、途中で上(つまり3階席)から赤いサイリウムが1本下に落下していくのが見えて、落としてしまった3階席の方はご愁傷様でした、1階席で怪我された方がいなければいいけど、という話なんだけど、ヒューンと落ちていくのを見た瞬間はめっちゃ面白くて、周りの席の方々とめっちゃ笑ってしまった。おもしろ思い出という気がする。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @OSAKA0312&@OSAKA0313 に行ってきた - 平常運転


大阪公演にしか参加しなかった小笠原さん演じる茜と福岡公演限りの中村さん演じるロコのデュエット曲である fruity love は大阪で披露されなかったので福岡でやるのかなー、と思ったら無事披露された。茜(とロコ)がやるとコミカルな可愛さが光る曲だけど、今回デュエットの相方は伊藤さんだったので、伊藤さんが歌うとコミカルさ抜きに正当派にかわいい感じになってギャップがおもしろかった。


765カバーコーナーは公演の度に違う765の曲になるけれど、公演の度に「今回も765の選曲よすぎた」という感想になる。とにかく765の曲は層が厚いなぁというのを今回のライブツアーで改めて感じた。765の曲がかかった途端にミリオンと違う765のスイッチが自分で入るのを感じるし、ミリオンのライブを見に来てるはずなのにこのスイッチが入ると下手すれば直前までのミリオン曲の時よりもボルテージ上がってるのではないか、と思うこともある。乙女よ大志を抱け!!が始まった瞬間の会場のボルテージを振り返ると決して僕だけの現象でもないと思う。
今回の選曲だと田所さんと雨宮さんの inferno がたまらなくよかった。千早の曲を志保と静香が歌うという意味合い的にもそうだし、単純に曲と歌唱の組み合わせという意味でも本当によかった。あまりにも格好良かった。


今回の企画コーナーは福岡の名所を説明するロコ語を翻訳するコーナーだった。福岡出身の麻倉さんの地元トークが一番冴えたのもここだったから面白かったけれど、何より田所さん木戸さん……といった面々の英語力の心配さが露呈してとにかく面白かった。まあそれでいいのかという話もあるけど……

まとまらないけれど

冒頭にも書いたように、今回は聴きたい曲があって福岡まで来たという節が強かったところそれが無事果たされたのもよかったし、見に来たことで沢山の体験を得られてとても良かった。

ツアーも残すところ幕張のみ。幕張1日目は楽しみにしてる出演者の人が多いし、2日目はツアーのオーラス。集大成のステージを楽しみにしているし、わたわたしないようにちゃんと準備して臨みたい。

蛇足その1

ライブ当日は小倉に泊まったのだけど、翌日は福岡で時間があったので企画コーナーで取り上げられた梅ヶ枝餅食べに太宰府天満宮にも行ったし、麻倉さんオススメであるところの牧のうどんにもきちんと行った。

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蛇足その2

LTD06のリリースイベントに無事当選したので、あまりに良かった Understand? Understand! をもう一度見れるぞということでホクホクしています。第一目的は真美P的にジャングル☆パーティーではある。