4/4, 4/5の2日間行われたアイドルマスターミリオンライブの2ndライブに行ってきた。両日ともにすごい楽しかったんだけど、とにかく2日目のプラリネがすごくよかったのでその話だけ先に書くことにする。あっ、全体のライブ感想もちゃんと別途後日したためます。
僕はジュリアPという訳では無いんだけど、ジュリアのソロ曲は2曲ともすごい好きなので、今回2日目に愛美さんが来るならどちらかが生で聞けるということで滅茶苦茶楽しみにしていた。プラリネは爽やかなギターナンバーだけど、思い出を振り返りながらも前に進もう、みたいな歌詞で結構切なさも同居している。それが愛美さん(が演じるジュリア)の歌声と相まって、切なさと爽やかさが同居した曲に仕上がってる。と思う。
1日目の流れ(と両日のMC)から片方の日にしか出演しない6人のキャストさんのソロは連続で来ると分かっていて、僕にとって2日目の最大のイベントは愛美さんのソロだったので、このブロックでは1曲ごとに「次は来るか」「センターの奈落からスタンドマイクが見えやしないか」とすごい緊張していた。ブロック3曲目で大関さんのSuper Size Loveが終わったあと、他の曲の時よりも明らかに長い幕間ができて、そのときにおそらく会場のプロデューサーの大半がそう思ったのと同様に「あ、これは次に来るな」とほぼ確信していた。(いちおう補足しておくと、愛美さんはソロの時にギターを弾きながら歌うので、他の人より準備に時間がかかるであろう、という話)
なので、その幕間の時点で手元の赤のケミカルライトを手に持って準備していたんだけど、センターの奈落からギターを持った愛美さんのシルエットがポップアップで飛び出してきたときに「ああ、おれは今からジュリアのソロ曲を聞くのだ」と一瞬ですごい精神が高まってた。この瞬間はまだどっちをやるのか分からなかったんだけれど、今までのライブでそうだったようにジャラーンとコードを一つ流してから(本当ならこのコードがBbじゃない時点で気付くべきではある)プラリネのイントロが始まった瞬間は「ああプラリネだ・・・」と本当に一瞬呼吸が止まるような思いをした(そしてその後めちゃめちゃサイリウムをバキバキした)。
愛美さんは流星群でもプラリネでもCD音源では結構ジュリアのキャラクターソングとしてキャラ声を作っていて"愛美さんが演じるジュリアの歌"って感じなんだけど、生で聞いたプラリネは"ジュリアを演じている生の愛美さんの歌"という感じで本人らしく(?)歌っていて、単純な善し悪しの関係ではないけれど、愛美さんの生の歌声にはCDのジュリアとしての歌声にあった爽やかな格好良さに加えて伸びとパワーがあって、架空のアイドルのキャラクターソングだったプラリネに生身の存在感がガツンと乗っていて、プラリネの歌詞の重みというか迫力が何倍増しにもなって感じられた。
その全体的な迫力と存在感に加えて、曲の最後にデカい爆弾というかすごいのを2発落としていったのが印象に残っている。
ひとつが歌詞の一番最後の「光るよ」の語尾をCDでは下げていた(ひかーるよー↑ー↓ー)んだけど、今回のライブでは最後の語尾を上げて(ひかーるーよー↑ー↑ー)歌っていたってとこで、ライブ感というと単純だけど、その一つだけであのフレーズの存在感がぐっと大きく心に迫ってきて印象深かった。
そしてもう一つがCDの尺を終えてからのところで、こっちは本当に圧巻というか凄かった。流星群の時と違ってCDの尺は音源通りにやったんだけれど、その後にギターと歌だけでサビの最後の(たぶん...)ワンフレーズをリフレインさせていた。あのスローに歌い上げるワンフレーズが本当に心にしみこむようで、ただでさえ感極まっていたので僕は涙がにじむとかじゃなくてマジで泣いていた。
まぁ最後に泣いてたのはアレとしても、終わって愛美さんが下がったとき、歓声のあとに会場に大きくな拍手の余韻がずいぶんと長く残ったし、僕一人が極まっていたのではなくて会場のみんながあのパフォーマンスに圧倒されていたということじゃないかと思う。
そういう感じで、本当に全力で腕を振ったし声を張った結果体力を殆どここで使い切ってしまったんだけども悔いが無いくらいにはすごいよかった。まだ11月のシンデレラの映像化の話も決まってない段階では気が早いけれども、是非とも映像化して家でこのライブをもう一度追体験したい。
二つ贅沢を言うならやっぱり流星群も聞きたかった!というのと、プラリネは実はベースラインも切ない爽やかさを盛り上げるのにすごいいい仕事をしていて、できることならいつか生バンドでこの曲を聴けるといいですね、ということを思った。ずいぶん贅沢な気もするけど、765はしばらく前から生バンドでライブをやっているのでいつかやってくれるんじゃないかと期待している。10th……は無理かなぁ。。。